2019年12月8日、オリオン座を構成するするベテルギウスが、2019年の10月以降急激に暗くなっているとの論文が発表されました。これは、ベテルギウスが超新星爆発を起こす前触れである可能性であると言われています。超新星爆発が起こるとベテルギウスが満月並みの明るさになると予測されています。
Light curve for Betelgeuse.
Down to mag 1.52, which is the dimmest in recorded history?. Get out and have a look pic.twitter.com/TPFX54Ug0H— Con Stoitsis (@vivstoitsis) December 23, 2019
2020年、我々は1/10万分の高い確率でオリオン座のベテルギウスの爆発を目撃する。現在、ベテルギウスは太陽系の木星を飲み込むほど巨大な赤色超巨星。冬の大三角の一角を担う星が、満月級に明るくなり昼夜、長期間見え続けることになるかも。https://t.co/Dtj3IGDadQ pic.twitter.com/vdxB7G9U4x
— Abe S. 阿部新之助 (@AvellSky) December 27, 2019
ベテルギウスは太陽系の木星の公転軌道と同じくらいの直径と言われており、非常に大きな恒星であることがわかっています。近年その大きさが急速に小さくなっていることが観測されており、超新星爆発が近いのではと言われていました。
超新星爆発とは、自ら光を発する恒星のうち質量が大きいものが、その一生を終える時に爆発を起こし、まるで新しく星が発生したように強い光を発生する現象のことを言います。超新星爆発の後にはブラックホールや中性子星ができることもあるようです。
今回のベテルギウスの明るさの変化が超新星爆発に繋がるものか断定はできないようですが、もし超新星爆発が起こっても地球にはほとんど影響がないようなので、安心してくださいね。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35147489.html
https://gigazine.net/news/20191226-betelgeuse-supernova-full-moon/#group=nogroup&photo=0
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A6%E3%82%B9
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E6%96%B0%E6%98%9F
Wrote:わたなべ