東京大学などの研究チームが8月7日、英科学誌ネイチャーに従来の可視光による望遠鏡観測では捉えられなかった見えない銀河をより波長の長いサブミリ波による観測で、39個発見したと発表しました。
これらの銀河は、110億年以上昔の宇宙にあり、中では星が活発に生まれていた模様です。
これらは現在、年老いた星で構成される巨大な楕円銀河になっているとみられます。
東京大学のHPによると、今回の研究により大きな謎が生まれたそうです。
しかし、今回の研究によって一つの大きな謎が生まれました。110億年以上昔の宇宙で、活発に星を生み出す巨大銀河がこれほど数多く存在することは、これまで理論的にはまったく予測されていなかったのです
今までの銀河の誕生と成長の様子を説明するいろいろな理論モデルやシミュレーションでは、これほど多くの巨大銀河を作ることはできないそうで、「宇宙や銀河の進化に関する私たちの理解に挑戦状をたたきつけたといってもいいでしょう」と述べています。
今まで考えられていた理論を覆す銀河を見たい方はリンク先の東京大学のHPをご覧ください。
これからも技術の進歩などにより宇宙が少しづつ解明されていくのが楽しみですね。
アルマ望遠鏡、39個の「見えない銀河」を捉える – 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2019/6480/
Wrote: t.hirai