先日打ち上げられ、銀河鉄道のような姿を見せて話題になったスペースXの60機のスターリンク用の衛星の状況について「BusinessInsider」が伝えています。
BusinessInsiderによると、スターリンク用人工衛星の60機の内、45機はすでに目標の軌道に到達しており、さらに5機が目標の軌道に向けて上昇を続けているとのこと。残る機体のうち、2機は意図的に地球に落下するよう運用されます。また、3機とは地上と通信ができないような状況になっており、1年以内に地球に落下するようです。
スターリンク用の人工衛星は60機の内3機が故障してしまったようですが、60機の95%は運用に成功していると考えれば、成功率は高いのではないでしょうか。スターリンクは今後数年で合計で約12000機もの人工衛星を打ち上げる計画になっているため、失敗率が5%でも600機が運用されず、落下してしまうことになるため、成功率をあげる何らかの対策がされるのではないでしょうか。
また、スペースXは天文学グループと連絡を取り、天文活動への影響の軽減策について情報のやりとりをしていることが伝えられています。
今後は銀河鉄道のような姿が拝めなくなるのかもしれませんね。
過去記事
参考
https://jp.sputniknews.com/amp/science/201906306416447/
Wrote: わたなべ