人類はテラフォーミング先として、火星・金星・月・エウロパあたりを候補に挙げている状況ですが、それぞれの場所でそれぞれの難問が存在し手こずっている状況です。
例えば火星であれば希薄な大気を濃厚にし、気温を上昇させる必要がありますが、これがなかなか難しい。
金星はと言うと、一時は「地球の双子」とも言われていましたが、最近の研究で地表の温度が最大で500度近くまでに達するため、着陸するのも難しそうです。
月に関しては上記よりもかなり可能性があり、期待が持てますので、現実的には月になりそうなのですが、地球とよく似た太陽系外惑星を探す天文学国際プロジェクトのCARUMENES(カルメネス)の研究チームが2つの惑星を発見し、そのうち1つは地球によく似た気温で、しかも液体が存在する可能性があると発表がありました。
ブログタイトルの「地球類似性指標」とは、簡単に言ってしまえば、惑星や衛星が地球にどれだけ類似しているのかを地球を1.0として表す指標で、見つかった2つの惑星のうち1つの「ティーガーデンb」が0.95と評価されました(もう一つはディーガーデンcで、0.68)。
月の地球類似性指標は0.56なので、月に比べるとかなりいい数字で評価されています。
月が何らかの原因でテラフォーミングできないようであれば、ティーガーデンbも候補に上がりそうですね。
しかし、このティーガーデンbは太陽からおよそ12.5光年の位置にあるようで、今の技術ではたどり着くのが難しそうです。。。
しかしこのような惑星が見つかると、生命体がいる可能性が濃くなりますので、妄想が膨らみますね笑
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Wrote: t.hirai