日本のアクセルスペースが人工衛星画像提供プラットフォームのサービス開始!

2019年5月31日、小型人工衛星開発の株式会社アクセルスペースは、同社の人工衛星が撮影した写真を提供するサービス「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を開始しました。

撮影に使用されるのは、同社が2018年12月27日にロシアのボストーチヌイから打ち上げたGRUS初号機(GRUS-1A)です。
アクセルグローブは、撮影を依頼したい企業などがサービス登録後、専用のウェブサイトから観測したい地点を指定して撮影を依頼し、ネット上からデータをダウンロードできるサービスです。

画像データの分解能は2.5メートルで、同じ場所を撮影するためには15日ほど間隔が開くようです。

アクセルスペースは2020年にも人工衛星3機を追加で打ち上げ、同じ場所を1日1回撮影できるようにする計画と発表しています。

GRUS-1Aがどんな特徴を持った人工衛星なのか気になった方はこちらのアクセルスペースによる紹介ページをご覧ください。



GRUS-1 | 株式会社アクセルスペース

GRUS-1



日本の宇宙開発企業でもリモートセンシング用の画像販売を開始しました。
海外ではアメリカのプラネットが同様のサービスをすでに開始していますが、どのように差別化していくのか気になりますが、日本の宇宙ベンチャーとしてアクセルスペースには頑張って欲しいですね。

参考



アクセルスペース、衛星画像の提供を開始  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45555650R30C19A5XY0000/



AxelGlobeサービス開始日決定のお知らせ | 株式会社アクセルスペース

AxelGlobeサービス開始日決定のお知らせ





「GRUS」打ち上げ・初期動作確認のお知らせ | 株式会社アクセルスペース

「GRUS」打ち上げ・初期動作確認のお知らせ



Wrote: わたなべ