2019年5月14日、NASAがTwitterで月探査計画の名前を「ARTEMIS(アルテミス計画)」と発表しました。
アルテミス計画は2024年までに女性と男性の宇宙飛行士を月面に送り込むプロジェクトです。
ARTEMIS: Twin sister of Apollo and goddess of the Moon. Now, the name for our #Moon2024 mission to return @NASA_Astronauts to the surface of the Moon by 2024, including the first woman and next man. pic.twitter.com/1K9qIloZwp
— NASA (@NASA) 2019年5月13日
「アルテミス」とは、ギリシャ神話に登場する月の女神で、太陽神アポロン(アポロ)との双子の神ですが、「アポロ計画」といえば、アメリカが月へ宇宙飛行士を到達させた計画のことです。
今から50年前の1969年7月20日に人類は初めてアポロ11号で月に着陸しましたが、1972年を最後に人類は月へ降り立っていません。
「アルテミス計画」とは人類が再び月に到達することを目指し、女性が初めて月に降り立つ計画としてはぴったりの名前ですね。
ちなみに、NASAが現在開発用の有人宇宙船オリオンの名前の元になったギリシャ神話に登場する狩人オリオンはアルテミスの恋人でした。
50年前のアポロ11号が、月に着陸した時は日本ではNHKで生中継され、視聴率が68%を超え、全世界では衛星中継で人類の20%が視聴した一大イベントでした。
このアルテミス計画が成功し、月に着陸する際にはTVだけでなくインターネットも使って生中継されることになるでしょう。
その時は一体どれだけ注目を集めることになるのでしょうか?5年後の未来が楽しみですね。
Wrote: わたなべ