プロ野球球団ヤクルトスワローズとJAXAのコラボ企画が実現し、神宮球場に行くことで、JAXAの人工衛星「つばめ」が撮影する人工衛星写真に映ることができるイベント「~宇宙から応燕宣言~ 人工衛星「つばめ」に写ろう!」が発表されました。
2019年にヤクルトスワローズは球団設立50周年を迎えます。それを記念して、「つばめ」繋がりで、JAXAの人工衛星とのコラボ企画が実現しました。
この企画は神宮球場のライトスタンドに文字パネルが設置され、掲出される文字を人工衛星から撮影するというもの。
人工衛星「つばめ」が神宮球場を撮影するのは、2019年4月23日〜25日の巨人戦と4月27日〜29日の広島戦です。
撮影する時間は日にちによって変わりますが、試合開始前の16:35〜16:50くらいになります。
JAXAの人工衛星「つばめ」は正式には、超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)」と呼ばれ、2017年12月23日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。
「つばめ」は、従来の人工衛星よりも低い高度300㎞以下の「超低高度軌道」を飛行しています。低い高度を飛行しているので、高分解能の写真を撮影することができるのです。
撮影された写真は後日球団SNSなどで公開されるとのこと。ヤクルトスワローズファンだけでなく、人工衛星写真に写っていることを自慢したい宇宙ファンの方もイベントは6日間行われるので是非試合前から神宮球場に足を運んでみてはいかがでしょうか。「宇宙映え」できますよ!
参考
~宇宙から応燕宣言~ 人工衛星「つばめ」に写ろう!
https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/23201
JAXA | 超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)
http://www.jaxa.jp/projects/sat/slats/index_j.html
Wrote: わたなべ