国内初の海上からのロケット打ち上げに成功!アストロオーシャンとは?

2019年3月2日に千葉工大の惑星探査研究センターと宇宙ベンチャー企業アストロオーシャン社は共同で小型ロケットを海上の打ち上げ施設から打ち上げる海上打ち上げ実験を行い、成功しました。
国内での海上打ち上げ(シーローンチ)の実施は初めてのこと。
アストロオーシャン社は、2018年に創業した小型ロケットの海上打ち上げ施設を提供することを目指している宇宙ベンチャー企業です。
同社の海底油田採掘用の「掘削リグ」を使用して小型ロケット用の打ち上げ施設を提供するというビジネスモデルは宇宙開発を知る専門家からも高い評価を得て、宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster2018」で最優秀賞を受賞しました。

ちなみに同社の創業日はこのS-Booster2018の最終選考会開催日である、2018年11月28日とのこと。
千葉工大の惑星探査研究センターとアストロオーシャン社は今後も協力し、2020年に高度30キロメートルに到達するロケットの打ち上げをシーローンチすることを目指しています。
アストロオーシャン社のロケット打ち上げ施設が整った時に、その施設を利用する小型ロケットはどこのものになるのでしょうか?

小型衛星打ち上げの需要が高まって、打ち上げ施設だけでなく、小型ロケットも需要が高まってきますね。

参考


ASTROCEAN | Ocean is now open for space access
https://astrocean.jp/



新興ベンチャー「アストロオーシャン」が目指す新たな宇宙ビジネス(前編) | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20190322-792962/



新興ベンチャー「アストロオーシャン」が目指す新たな宇宙ビジネス(後編) | マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20190325-792987/



国内初のロケット海上発射、千葉工大とスタートアップ  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4197501002032019EA5000/

Wrote: わたなべ