北オランダのドウィンゲロープ天文台が月の裏側と地球が同時に写っている写真を公開しました。
This photo of Earth and the Lunar farside, maybe our best ever, was taken yesterday by the Chinese Lunar satellite DSLWP-B (Longjiang-2). The Dwingeloo telescope downloaded the photo from the satellite this morning. More info at https://t.co/sKt7w9mol9 pic.twitter.com/IsnyvqekTz
— Dwingeloo Telescoop (@radiotelescoop) 2019年2月4日
この写真は小型月探査衛星「竜江(ろんちあん)二号(DSLWP-B)」から撮影されたものです。竜江二号(DSLWP-B)は竜江一号(DSLWP-A)と月と地球の通信中継用の人工衛星「鵲橋(じゃっきょう)」とともに打ち上げられ、現在は月周回軌道を回っています。なお、竜江一号(DSLWP-A)は打ち上げ直後に故障したと伝えられています。
今回撮影された画像は、竜江二号を開発したハルビン工業大学とオランダのドウィンゲロープ天文台が協力して2019年2月3日に撮影に成功しました。この「月の裏側全体と地球」を一緒に撮影したというのは初めてとのこと。
竜江二号が撮影した画像は下記のリンク先にまとめられているので、ご覧になってください。
DSLWP-B camera
http://lilacsat.hit.edu.cn/dashboard/pages_en/pics-b.html
今年はアポロ11号が初めて月に着陸してから50年との節目の年というのが関係あるかわかりませんが、続々と月に関しての新しいニュースが届くので楽しいですね。
過去記事
鵲橋 (探査機) | Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/鵲橋 (探査機)
Wrote: わたなべ