昨年6月にリュウグウに到達した「はやぶさ2」ですがいよいよタッチダウンの時が来ました。リュウグウの表面は思っていた以上に岩石が多く安定して着地できる場所が少なかったので候補地を慎重に選んでいたそうです。
タッチダウンは2月22日の朝と決まりました。2月21日の8時32分(日本時間)に高度20㎞から降下を始め22日の8時15分(日本時間)に表面に着く予定です。そして表面のサンプルを採取して数秒で再び上昇して行く計画です。
周りに障害物のない直径6mの場所に降りるそうですが、これは「はやぶさ2」の太陽電池パネルの幅とほぼ同じだそうでかなりギリギリの場所です。「はやぶさ2」が無事リュウグウに着陸しサンプルの採取に成功することを願います。
着陸の約50分前から約7分後までは機体の姿勢を地形に合わせて傾けるため、この間は「はやぶさ2」の高利得アンテナ(HGA)は使えず、探査機の状態や画像などを受信することはできない。ただし、探査機の速度が変われば電波の波長がドップラー効果で変わるため、探査機が下降から停止、上昇に転じる様子は確認できる。
「はやぶさ2」リュウグウ着陸は2月22日朝 – アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10476_hayabusa2
Wrote: 寺地