宇宙で折り紙が舞う OrigamiSat-1の挑戦

宇宙ブログ読者の皆様こんにちは
宇宙旅行に行く社長のTwitterがバズったり(100万欲しい)、月の裏側にはウサギ王国があるか中国で確認しに行ったり(探査機の名前はウサギ2号) と、何かと宇宙の話題が多い年始でした。
まだ宇宙の話題はつきませんが今日は打ち上げまであと5日、1月17日に打ち上げが予定されている革新的衛星技術実証1号機に搭載されるキューブサットついて少し書きたいと思います。

キューブサット OrigamiSat-1

10×10×34cmの超小型衛星の中に今回の名称にもなっている日本の折り紙の技術を用いて1m×1mの膜構造物を折り畳んで格納してあり、軌道上に到着後、薄膜の展開実証を行います。
言葉にすると簡単なのですが薄膜上には太陽電池やアンテナを載せており、高機能薄膜展開技術と言えます。
今後の宇宙開発にはソーラーパネルやアンテナ、ソーラーセイル(宇宙ヨット) など薄膜展開の技術が必須です。
JAXAではソーラーセイルの実証実験を2010年にイカロスで行っており今回はその開発メンバーも参加しています。
今回のミッションでは薄膜の展開、展開後の薄膜上のアンテナを使いアマチュア無線の発信を行う予定です。

久しぶりに無線機を出して聞いてみようかな

革新的衛星技術実証1号機


革新的衛星技術実証プログラム|JAXA|研究開発部門
http://www.kenkai.jaxa.jp/kakushin/index.html



革新的衛星技術実証1号機/イプシロンロケット4号機 特設サイト | ファン!ファン!JAXA!
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/kakushin-epsilon4/index.html

Origami」が宇宙へ、折り紙の技法を宇宙パネルに応用する研究が進行中
。(https://gigazine.net/news/20140823-origami-solar-panel/)

イカロス


IKAROS – Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/IKAROS

Wrote: 根本@紺屋