月の裏側はどうなっているのか?中国が探査開始!

当ブログで以前に打ち上げ成功を伝えました中国の月探査機「嫦娥4号」が2019年1月3日に月の裏側への着陸に成功しました。さらに、月面探査車「玉兔2号」の分離にも成功しました。

中国の国家航天局は月の裏面の画像や、着陸した玉兎2号の写真を公開しています。


嫦娥四号探测器成功着陆月球背面 传回世界第一张近距离拍摄月背影像图-国家航天局
http://www.cnsa.gov.cn/n6758823/n6758838/c6805034/content.html



嫦娥四号着陆器与巡视器顺利分离 玉兔二号在月背留下人类探测器的第一道印迹-国家航天局

http://www.cnsa.gov.cn/n6758823/n6758838/c6805052/content.html

月の裏側と地球は直接通信できないので、月の裏側との通信は通信中継衛星「鵲橋(じゃっきょう)」を中継して行われています。
「鵲橋」は地球からは月よりも離れた位置のラグランジュ点L2にあるのですが、地球からは月の縁の外側を回っているように見える軌道(ハロー軌道)を回っているため、地球と通信が可能なのです。

とうとう、月の裏側に着陸した「嫦娥4号」と「玉兔2号」ですが、月の裏側の探査について中国が大きくリードしましたね!
玉兎2号は1月4日から月の昼を迎え高温になるため探査を停止していますが、1月10日から探査を再開するとのこと。
これからどんな新事実を伝えてくれるのか楽しみですね!

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Wrote: わたなべ