これまで当ブログにて何度か記事となっている“はやぶさ2”による小惑星リュウグウ探査ですが、現在“はやぶさ2”は丁度太陽を挟んで地球と真反対に位置しており、太陽からの強い電波ノイズの影響を受け十分な通信が確保できない状況で、12月下旬まで一旦運用を休止しているとのことです。
この間に研究員達は着陸候補地選定作業に追われているとのことですが、想定以上にごつごつした岩石の地表と、精度的に15mほど着陸がずれる可能性があり、着陸場所の選定に困難を極めているようです。
残燃料からは着陸チャレンジができるのは5,6回が限界で、最初のトライは早くて1月末になるとのことです。
そもそも、このはやぶさ2のミッションは「リュウグウの土や岩を地球に持ち帰ること」で着陸ができないとこのミッションが難しいことからここが当探査にとっての正念場となっています。3年半の旅路の末ようやくリュウグウに辿り着いたので、着陸に成功し無事ミッション達成となることを祈りましょう。
Wrote: ディー