NASAが打ち上げた小惑星探査機「オシリス・レックス」が目標である小惑星「ベンヌ」に到着しました。
小惑星ベンヌは地球から1億2200万㎞離れたところにある小惑星です。探査機は2016年の9月に打ち上げられました。2年3ヶ月かけ20億㎞もの旅をして小惑星に到着したのです。
探査機オシリス・レックスは今後ベンヌの軌道に入り上空からの探査を行うほか地表に降り立ち、地表のサンプルを採取する計画です。
小惑星ベンヌは幅が492mしかなく、これまでに探査機が周回した小惑星の中では最小です。ベンヌの探査では日本が探査したイトカワや現在探査中のリュウグウとの類似性なども調べられます。また、地球に衝突する可能性のある小惑星でもあるので、どの様な原因で地球にやってくるのかも調べるそうです。
探査機オシリス・レックスがサンプルを持ち帰るのは5年後です。今後の探査での活躍と無事に地球に戻ってくることを期待しています。
オシリス・レックスが小惑星ベンヌに到着 – アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10349_osirisrex
Wrote: 寺地