2018年12月3日、ロシアのソユーズ宇宙船が、カザフスタンのバイコヌール基地から国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられました。2018年10月11日に起きた打ち上げ失敗事故後初めての有人飛行になります。
ロシアのロスコスモス社は、10月の事故原因について、ロケットの組み立て作業で分離用センサーが変形したため、ロケットの1段目と2段目の切り離しがうまくいかなかったと発表しています。
今回の打ち上げはもともと、12月下旬に予定されていたものですが、11月に予定されていた3回の打ち上げが成功したことで有人打ち上げ計画が前倒しで実現しました。
この有人打ち上げ成功により、現在ISSに滞在している3人の宇宙飛行士は12月下旬に地球に帰還することになりそうです。
10月の事故以来途絶えていたISSへの有人飛行が再開となりました。この打ち上げが成功していなければ、ISSが無人となる可能性があり、運用に支障が出る懸念があったのですが、無事に打ち上げが成功して良かったですね。
「ロスコスモス」、ソユーズ宇宙船打ち上げ失敗の原因を発表 – Sputnik 日本
https://jp.sputniknews.com/russia/201810315524490/
Wrote: わたなべ