11月7日に国際宇宙ステーション(ISS)から離脱し、宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号に搭載され、大気圏突入時に放出された小型回収カプセルは、11月11日(日)午前7時6分に着水が確認され、同日11月11日午前10時25分に船舶により回収が確認されました。
その後、11月13日(火)4時50分に南鳥島に接岸し到着し、同日11月13日5時17分に航空機により南鳥島を出発し、11月13日9時42分筑波宇宙センターに到着しました。
小型回収カプセルの容器を開発したのはみなさんもよく知っているタイガー魔法瓶株式会社さんです。
モチは餅屋とは言ったもので、JAXAの要求である「試料を蓄冷材のみで4度で4日以上保ち、再突入用カプセルに格納された状態で40Gもの衝撃に耐えること」を達成し、今回無事に実験試料をISSから日本に直接持ち帰ることができました。
今後この技術を蓄積することで将来の有人宇宙旅行に役立ってほしいです。
明日は魔法瓶に入れたコーヒーを飲みながら宇宙の事を考えてみようかな
宇宙ステーション補給機(HTV) – 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター – JAXA
http://iss.jaxa.jp/htv/mission/htv-7/hsrc/index.html
Wrote: 根本@紺屋