NASAとロシアのロスコスモスが協力して金星探査へ!

ロシアのロスコスモスと米国のNASAが合同で金星探査をするための探査機を、2026年にアンガラロケットで打ち上げを計画していると報道されています。アンガラロケットとはロシアで運用されている人工衛星打ち上げ用のロケットです。

この金星探査プロジェクトはベネラ-D(Venera-D)と呼ばれ、「D」は、「ドルゴジヴシチー(Dolgojivuschii)※」の頭文字で、ロシア語で「長寿命」を意味します。
※DolgozhivushayaのDで「長続きする」の意味と説明している記事もありました。

この探査は金星を上空から探査する観測機と地上から探査する複数の着陸機が計画されています。観測機は3年間、着陸機は2ヶ月間の探査を行う計画になっています。

金星の表面は平均気温が約460度あり、大気圧が90気圧、二酸化炭素が主成分で、二酸化硫黄の雲から硫酸の雨が降っていることがわかっています。探査計画の実現はまだ先ですが、実現した際には、金星の過酷な環境でどんな新事実が明らかになるのか、今から興味が湧きますね。



米ロが合同で金星探査計画 26年にロケット打ち上げ  | 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36293810Z01C18A0000000/



Should We Land on Venus Again? Scientists Are Trying to Decide | SPACE.com
https://www.space.com/41986-venus-landing-mission-venera-d.html?fbclid=IwAR2EQvo9s65m2smfbYt8LMawplqFBpcx0i8vVWZdkSVSxWeAchI0Iw8ccZ0



アンガラ・ロケット | Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/アンガラ・ロケット


Wrote: わたなべ