先週はハッブル宇宙望遠鏡がジャイロの故障からセーフモードになったと言う記事を投稿しましたが、今度はNASAのチャンドラX線観測衛星が10月10日からセーフモードに切り替わったそうです。
原因はジャイロスコープで生じた不具合で3秒間の異常データが発生しました。
その誤データをチャンドラのコンピュータが異常状態と感知してセーフモードに切り替わったそうです。
現在は正常な状態に復旧し、今後も観測を続けていくそうです。
さて、チャンドラX線観測衛星とはどんな衛星でしょうか。
打ち上げられたのは1990年でスペースシャトルコロンビアによって打ち上げられました。
チャンドラX線観測衛星は、その名の通りX線を観測します。
ブラックホールや中性子星などX線を強く発するX線源の観測に力を発揮します。
「チャンドラX線観測衛星」無事復旧。ジャイロスコープの不具合データが原因 | sorae:宇宙へのポータルサイト
Wrote: 寺地