韓国独自技術で開発中のロケット「ヌリ」試験機が2018年10月25日に打ち上げられることが決まりました。「ヌリ」とは韓国の古い言葉で「世界」を意味します。
韓国はロケット技術の打ち上げの実績はありますが、そのロケット「羅老」はロシアとの共同開発されたものでした。今回打ち上げが決まった「ヌリ」試験機は、KSLV-II（Korea Space Launch Vehicle-2）と呼ばれていたロケットで、完全に韓国の技術のみで開発されたものです。
尚、『試験機』と呼んでいるのは、本来「ヌリ」ロケット自体は3段ロケットなのに対し、今回打ち上げが決まったのは２段目に該当するロケット部分のみ打ち上げられるためです。今回の打ち上げは開発を続けてきた75トン液体ロケットエンジンの性能検証が目的です。
３段ロケットの「ヌリ」は2021年の打ち上げを目標に開発されており、
今回の打ち上げは非常に重要なデータ取得の機会となるのではないのでしょうか。将来的には韓国と宇宙開発を競っていくことになるのか、楽しみですね。
設計から製作まで１００％韓国産ロケット 来月打ち上げ | Joongang Ilbo | 中央日報
https://japanese.joins.com/article/880/244880.html
韓国型発射体の名前、ネットでは「ダサい」「未来のものなの…｜レコードチャイナ
https://www.recordchina.co.jp/b640605-s0-c20-d0058.html
KSLV-II – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/KSLV-II
Wrote: わたなべ