ニューホライズンズの次の目標天体は「世界の果て」

冥王星探査を終えたニューホライズンズの次の目標天体である太陽系外縁天体の愛称をNASAが募集し、「Ultima Thule(ウルティマ・トゥーレ、英語風の発音ではアルティマ・スーリー)」と決定したと発表しました。

「Ultima Thule」は現代の言葉に置き換えると「既知の世界の境界線を越えた、世界の果て」を表します。

ニューホライズンズは2006年に打ち上げられた探査機で、冥王星や太陽系外縁天体を観測することを目的としています。
Ultima Thuleには2019年1月に最接近してスイングバイする予定で、今回の世界の果てを意味する愛称は探査のフィナーレとして素晴らしいと思います!

ニューホライズンズはその後ボイジャーのように太陽系を離脱する予定で、生命体と接触した時のためか星条旗や43万人の名前が保存されたCD-ROMも格納しています。

余談ですが、ニューホライズンズが打ち上げられた時には惑星であった冥王星は、打ち上げの半年後に準惑星に分類することが決まりました。


ニューホライズンズの次の目標天体は「世界の果て」 | AstroArts
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Wrote: ケイ