2018年8月23日にGoogleがAIを使った惑星探索について詳細や現状を発表しました。
この取り組みは2017年12月に成功しており、Google AIエンジニアのシャルー氏と天文物理学者が共同で太陽系外惑星を発見しているとのこと。
惑星探索の方法としては、惑星が恒星を通過する際の明暗「ライトカーブ」の波形をシグナルに惑星か否かの判断をしているそうで、従来の探索は、ケプラー宇宙望遠鏡のデータからシグナルを検出した後に科学者たちが目視で判断をしていたそうです。
今回は従来のやり方では従来破棄されていた閾値を下回るデータと人間が惑星か否かの判断をしたデータに機械学習を使うことで新たな学習モデルを作り、この学習モデルにケプラー宇宙望遠鏡のデータを読み込ませることで発見に成功したとこのとです。
シャルー氏は、地球のような生命が移住可能な惑星がないかを探すことにチャレンジしたいと意気込んでいます。今回の成功事例がうまく活かせると良いですね!
現時点では、地球のような惑星は恒星から距離があったり、惑星の大きさが小さくて観測しにくかったり、そもそも惑星の教師データがなかったりと難航している部分もあるそうですが、音を使った観測などの解決策も検討されてきてるようです。
今後の取り組みの進捗が楽しみです♪
Wrote: Sunny+