JAXAは8月23日、探査機「はやぶさ2」が10月下旬に小惑星「リュウグウ」に初めて着陸すると発表しました。赤道付近を候補地として、2019年末までに3度の着陸を予定し、生命の起源に迫る有機物や水分を含む岩石の採取を目指す方針です。
候補地選定は、リュウグウの赤道から200m圏内にある直径100mの平地で、傾斜が30度以下、地表の岩石が高さ50cm以下、表面温度が97℃以下で、さらには太陽光パネルの向きや、サンプル採取機器の長さ、それに採取時の理想的な温度も考慮され、候補地が選ばれました。着陸に先立ち、リハーサルを9月12日と、10月半ばに行なう他、探査ロボットのミネルバ2を9月20か21日に、マスコットを10月2から4日に投下、運用する予定です。
着陸場所選定に時間を掛けたものの、リュウグウの表面は岩塊だらけであり、はやぶさ2はいったん表面に向かうと着陸の可否を自ら考え、危険と判断すると着陸を停止するようにセットされており、着陸し岩石を採取できるかどうかはまだ不確実とのことです。新しい発見に向けこの着陸が成功することを心より祈りたいと思います!
はやぶさ2、10月下旬に「りゅうぐう」着陸へ | 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34506670T20C18A8EA1000/
Wrote: ディー