ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた天の川銀河の中心

天の川銀河の中心はとても多くの星が存在します。ハッブル宇宙望遠鏡が2016年に公開した天の川銀河の中心の画像を見ると数多くの星が写りとても美しいです。

天の川銀河の中心は地球から27000光年の距離です。画像の中心にあるのが天の川銀河の中心で大質量ブラックホールの射手座エースターだそうです。

さて、宇宙空間で運用されるハッブル宇宙望遠鏡ですが、特徴はやはり地球の大気の揺らぎに邪魔されず観測ができるので天文台の望遠鏡より鮮明に撮影できることです。
撮影に使われたカメラは広視野カメラ「WFC3」というカメラです。このカメラは2009年にスペースシャトルアトランティスのミッションでハッブル宇宙望遠鏡の修理の際に取り付けられました。
非常に広い周波数範囲で、広い視野角を撮影することができる多目的のカメラとして設計されました。ハッブル宇宙望遠鏡にとっては、第4世代の機器です。

ハッブル宇宙望遠鏡の稼働は2021年までとなっています。観測できる期間はそう長くはないですが故障せず最後まで美しい画像を届けて欲しいですね。



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数えきれない星々と天の川銀河の中心にあるもの


Wrote: 寺地