火星へ人類を運び、移住させることを計画していたオランダのマーズワン(Mars One)が2019年1月15日に破産宣告を受けたことがわかりました。
マーズワンは、2011年に火星に人類を移住させることを目的に設立され、当初は2025年までに最初の移住者を火星に送る計画でしたが、2015年には最初の移住者を届けるのを2031年に延期すると発表していました。
移住希望者は2013年に募集され、約20万人の中から第一次選抜者として1058人が選ばれ、その後100人まで選抜者が絞られていました。
マーズワンの活動は火星への片道切符であったことで様々な批判があり、また計画に遅れがあったことなどから成功が疑問視されていました。
なお、関係者からの話では、破産後に新たな投資家との支援の話が進んでおり、2019年3月6日に何らかの発表を行う予定とのこと。
火星への移住は非常に興味深いですが、できれば地球に戻ってくる方法を確立してから実行して欲しいものです。新たな投資家の支援によって活動が継続されるのかについても注目ですね。
火星への片道プログラム「Mars One計画」、無念の破産 | ギズモード・ジャパン
https://www.gizmodo.jp/2019/02/mars-one-bankruptcy.html
マーズワン – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%B3
Wrote: わたなべ