有人ロケット打ち上げ事故の歴史をまとめてみた

先日ソユーズの打ち上げ失敗のニュースを当ブログでお知らせしましたが、それに関連して、有人ロケット打ち上げ事故の歴史を調べたので、まとめてみました。

●ソビエト連邦・ロシア連邦
・ソユーズ1号帰還失敗(1967年4月24日)
大気圏再突入時にトラブル。パラシュートが正常に開かず地上に激突。宇宙飛行士1人死亡。
・ソユーズ11号帰還失敗(1971年6月30日)
 大気圏再突入の準備中にトラブル。宇宙船内の空気が失われた。宇宙飛行士3人死亡。
・ソユーズ18a号打ち上げ失敗(1975年4月5日)
 打ち上げ後にロケットがトラブル。高度145kmでカプセルが緊急分離され宇宙飛行士2人は生還。
・ソユーズT-10-1火災事故(1983年9月26日)
 打ち上げ直前にロケットが炎上トラブル。爆発2秒前に打ち上げ脱出システムが作動し、宇宙飛行士2人は生還。
・ソユーズUロケット打ち上げ失敗(2002年10月15日)
 ソユーズロケットが打ち上げ29秒後に墜落トラブル。1人死亡、8人負傷。
・ソユーズFGロケット打ち上げ失敗(2018年10月11日)
 ソユーズロケットが打ち上げ90秒後の1段目ロケット切り離し時にトラブル。打ち上げ114秒後に打ち上げ脱出システムが作動し、宇宙飛行士2人は生還。

●アメリカ合衆国
・アポロ13号爆発事故(1970年4月13日)
 宇宙空間で液体酸素タンクが爆発。宇宙飛行士3人は生還。
 このアポロ13号の事故は映画にもなったので、知っている人も多いでしょう。
・チャレンジャー号爆発事故(1986年1月28日)
 スペースシャトル「チャレンジャー」が打ち上げ直後に空中分解。宇宙飛行士7人死亡。
・コロンビア号空中分解事故(2003年2月1日)
 スペースシャトル「コロンビア」が大気圏再突入時に空中分解。宇宙飛行士7人死亡。

このように事例を並べて見ると、事故は打ち上げ直後に発生するのが多いようですね。先日発生したソユーズの事故も打ち上げ直後でした。
その次に多いのが、大気圏突入時です。大気とぶつかった時の衝撃で、宇宙船が正常に働かなくなるのでしょうか。

有人宇宙飛行を成功させているのは、ロシア(ソ連)、アメリカの他に中国もありますが、中国は有人ロケットでの死亡事故は発生していません。打ち上げ回数が多いアメリカ、ロシアの両国の事故例が多くなるのは仕方がないのかもしれませんね。

宇宙飛行士の死亡事故は打ち上げや大気圏再突入の約2%となっています。技術の発展により、ロケット打ち上げによる死亡事故が起こらないようになることを期待します。



ソユーズ宇宙船の打ち上げ失敗、ロシア当局が原因調査開始 | BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/45832523



宇宙開発における事故 | Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙開発における事故

Wrote: わたなべ