10月下旬を予定していた「はやぶさ2」の小惑星リュウグウへの着陸が来年1月以降に延期されました。
これはリュウグウの表面が想定よりも平らでなかった為で、JAXAは着陸を延期させ、以前不具合が生じたLiDARの機能確認や、探査機が分離したターゲットマーカ(TM)を追跡できるのかなど、演習とテストをしながらデータを取ることになります。
今後のスケジュールは、10月14日〜15日にかけて2回目のリハーサル(※既に実施済みで最下点高度の22.3mまで降下したようです。)、10月24日〜25日に3回目のリハーサル、11月下旬〜12月に合運用を行い、その様子を見て合運用期間中に着陸地点を再検討する予定のようです。
なお、MINERVA-II1やMASCOTの分離運用で高度50mまで降下した際、探査機の航法誘導の精度が高いことが確認できたという良いニュースもありましたが、想定以上にボコボコの地表面に、慎重を期す構えのようです。
着陸のニュースは来年の楽しみにとっておきましょう!
Wrote: ディー