「国際宇宙ステーション(以下 ISS)に搭載された3Dプリンタを開発したNASA傘下の米国ベンチャー「MADE IN SPACE」は、次世代3Dプリンタの開発でNASAと新たな契約を締結。(2018年5月13日)」
一昨年、昨年とテレビでも話題になった「3DPRINTER」
一時のブームは去り、最近はあまり報道されなくなってきましたが開発は進んでいます。
漫画「宇宙兄弟」でも月の砂レゴリスを溶かして3Dプリンタで部品の一部を作るエピソードがありましたが実際にISSにて2年前から将来の実用化を踏まえ、MADE IN SPACE社製FFF方式(樹脂を熱で溶かし重ねる事で形状を作る)3DPRINTER(2機目)が搭載され無重力空間での開発・運用を行っています。
「同社は今回のNASAとの新たな契約でハイブリッド方式(金属材料による部品の生成と同時に生成した部品に機械加工が行える)を開発しさらに広範囲にミッションに必要な部品を作れるようになると期待されています。」
3DPRINTERの良いところは組立済のデーターを使えば駆動部品を含んだ完成品を直接出力させることが出来ることです。
まるでエンタープライズ号のレプリケーターの様にです。(分子まで分解合成は出来ませんが...)
2機目までと違い今回開発されるハイブリッド式はFFF方式と同様に組立て済み部品も作れさらに、内部で金属加工もできる優れモノです。
今後開発が進めば宇宙旅行行った際に「宇宙ステーション50号棟自動で増築中の為通行止め」なんて張り紙が貼られてたり、お土産に買った商品パッケージに本当に「MADE IN SPACE」なんてロゴが書かれる日も来ますね。
MADE IN SPACE次世代3Dプリンタ開発でNASAと契約 | 3DP id.arts
Made In Space
http://madeinspace.us
Wrote: 根本@紺屋