中国 地球観測衛星「遥感35号04」打ち上げ!

 中国は2022年8月20日に、「長征2D」ロケットの打ち上げを実施し、搭載されていた3機の人工衛星は予定の軌道の投入に成功したと報じられています。

 搭載されていた人工衛星は、地球観測衛星「遥感35号04(Yaogan 35 Group 04)」です。「遥感」はリモートセンシングを意味し、「35」は軌道傾斜角が35度であることを意味し、「04」は4グループ目であることを意味しています。「遥感35号01」は2021年11月6日、「遥感35号02」は2022年6月23日、「遥感35号03」は2022年7月29日に打ち上げられています。

 今回打ち上げられた人工衛星3機は、これまで打ち上げられてきた「遥感35号03」の衛星と同様にほぼ同じ軌道を飛ぶ人工衛星グループと考えられおり、これは各人工衛星への電波到達時間の差から地上の電波送信源の位置を割り出すためと考えられています。なお、中国メディアは今回打ち上げられた衛星は「科学実験、土地資源調査、農産物の収量推定、防災・減災の実施」に使用される予定と報じています。

 中国の「遥感35号」衛星は前回の打ち上げから約1ヶ月で今回の打ち上げを行いました。これからも同様の軌道に「遥感35号」シリーズの人工衛星が投入されていくのかもしれません。

参考URL

中国、地球観測衛星「遥感35号04組」を打ち上げ



http://j.people.com.cn/n3/2022/0820/c95952-10137589.html



https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A5%E6%84%9F%E8%A1%9B%E6%98%9F


Wrote: わたなべ