ワープスペースが衛星間光通信でAWSのサービスの活用を発表!

 筑波大学発の宇宙ベンチャー企業、ワープスペースが、2022年7月21日、同社が開発中の衛星間光通信のデータ中継サービスで、Amazon Web Services (以下:AWS)のサービスを活用すると発表しました。

 ワープスペースは、レーザーを用いた宇宙における光通信ネットワークサービス「WarpHub InterSat」の商用化を目指している企業です。「WarpHub InterSat」は地上と光通信が可能な人工衛星を地上8000〜20000キロメートルの中軌道に打ち上げ、地上400〜1000キロメートルの低軌道を周回する地球観測衛星のデータを地上と中継する通信サービスです。

 ワープスペースが利用するのは、AWSのAmazon EKSやAmazon Auroraといったマネージドサービスです。マネージドサービスとは、AWSのサーバー管理するのに必要なソフトウェアの導入や管理などの一部をアウトソーシング出来るサービスのことです。

 ワープスペースの宇宙光通信用の人工衛星の初号機「霊峰(LEIHO)」は2024年冬から2025年春の間での打ち上げが予定されており、サービス開始に向けてこれからどのような動きを見せるのか注目ですね。

参考

ワープスペースが衛星間光通信によるデータ中継サービスにおいてAWSのサービスの活用を発表【宇宙ビジネスニュース】



https://warpspace.jp/news/?id=1777


Wrote: わたなべ