太陽系外から飛来したことが初めて確認された小天体「オウムアムア」は、太陽のような単一の恒星ではなく、二つの恒星から成る連星に惑星が形成される過程ではじき出された可能性が高いと、カナダ・トロント大の研究チームが23日までに英王立天文学会誌に発表した。
オウムアムアは昨年に史上始めて観測された太陽系外から飛来したと思われる小天体です。
秒速26kmというかなりの高速で飛来したため、既にNASAの望遠鏡でも観測が難しくなっています。
今回の研究では恒星間を移動出来るほどのエネルギーを持つためには、単一の恒星ではなく連星の恒星から飛来したとする方が確率が高いとしています。
連星とは2つの恒星(自ら光を発する天体)が互いの重力に引かれながら回転している天体を指し、有名な星だとシリウスも連星です。
オウムアムア初観測から半年ほど経ちますが、今後も研究が続いてどこの星から来たのかが解き明かされて欲しいですね!
因みにオウムアムアとは初観測した望遠鏡が設置されているハワイの言葉で斥候を意味するそうです。
連星近くからはじき出される?=太陽系外から飛来の小天体-惑星形成で・トロント大 | 時事ドットコム
Wrote: ケイ