日経新聞が中国版スペースシャトルについて伝えています。
アメリカNASAのスペースシャトルは同じ機体を繰り返し使用していた有人の宇宙船ですが、中国版のスペースシャトル(中国航天科工集団の空天飛機)も繰り返し使用することをコンセプトとしています。
アメリカのスペースシャトルはロケットで機体を打ち上げる方式でしたが、中国航天科工集団の空天飛機は大型の飛行機のような機体の上に小型の宇宙船を乗せて飛び立ち、高度30〜40kmで小型の機体が分離して宇宙空間に向かいます。
最終的にその小型の機体が地上に戻ってくる方式が計画されています。
また 中国航天科工集団は再利用方式の宇宙船だけでなく、小型ロケット快舟も開発しており、一度に複数個の衛星を投入することで、重量当たりの打ち上げコストを下げることも進めています。
近年、中国企業の技術開発力の向上が目覚ましいですが、宇宙分野でも目が離せない存在になってきていますね。
中国版シャトル2030年に 飛行機のように空港を離陸 | 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29505330X10C18A4FFJ000/
Wrote: わたなべ