さまざまな分野における技術革新を支援する目的で賞金付きコンテストを開催しているXPRIZE財団は、3月31日に期限切れでミッションクリアできなかった月面探査レースについて、改めて「Lunar XPRIZE」として再開すると発表した。
月面探査レースは日本のHAKUTOを始め、世界様々なチームが参加した民間による探査レースでしたが、到達チーム無しで今年3月に期限を迎えていました。
HAKUTOはかなり長い時間を掛けて月面探査を準備してきましたが、相乗りで打ち上げる予定だったインドのチームが間に合わなかったためロケットが打ち上げられず、残念ながら月に辿り着けませんでした。
HAKUTOは3/31をもって、月面探査への目標をispace社に引き継ぎ、ispace社が引き続き月を目指す予定でした。これを機にHAKUTOが活動を再開するのか、それともispace社が挑戦を続けていくのか、注目が集まります。
今回の発表でスポンサーを新たに募集してレースが再開される可能性が出てきました。
このようなレースは結果だけでなく技術の蓄積にも繋がりますので、今後も民間の宇宙技術発展のために続けてもらいたいですね。
月面探査レース「Lunar XPRIZE」再開へ–新たなスポンサー探しを開始 | CNET Japan
https://m.japan.cnet.com/amp/story/35117430/
HAKUTO – 日本発の月面探査チーム@Team_HAKUTO
HAKUTOは、本日Google Lunar XPRIZE期限をもって、挑戦を終了致します。これまでのHAKUTOへの温かいご支援ご声援、本当にありがとうございました。HAKUTOが掲げた日本発の民間月面探査への目標は、運営会社ispaceに引き継ぎます。 https://t.co/ejq54rD67h pic.twitter.com/FncCVbROGO
— HAKUTO – 日本発の月面探査チーム (@Team_HAKUTO) March 31, 2018
Wrote: ケイ