フランスのベンチャーが開発したデジタル望遠鏡「eVscope」とは?

 フランスのくベンチャー企業Unistellar(ユニステラ)が超高感度のデジタル式の反射望遠鏡「eVscope」を開発しました。まだ、一般には販売されていませんが、2019年12月10日からクラウドファンディングサイトCAMPFIREで支援の募集が開始される予定です。さらに、ユニステラのサイトで登録すると先着50名まで定価から10万円引きの早割価格情報が届けられるとのこと。気になった方は早速登録しましょう!



https://japan.unistellaroptics.com/

 この「eVscope」を使うと、東京のような都会の真ん中でも、肉眼で見ることができない星を観測することができるようになるのです。その技術にはSONYが開発したCMOSセンサ「IMX224」が使われているとのこと。「IMX224」は車載カメラ用に開発されたCMOSセンサで、2014年発表当時で「世界最高感度」を謳ったイメージセンサでした。

 その高感度のCMOSセンサを使用して、1枚の画像を撮影するのに4秒間の露光をし、さらに複数枚の画像の明るい部分を使って合成画像を作成する比較明合成の技術を組み合わせることで、目に見えないほどの暗い星でも目に見えるようにしているとのこと。

 静止画の撮影や動画の撮影は今やデジカメやスマホで撮影するするのが一般的ですが、市販されている望遠鏡は基本的に肉眼で観測するものでした。そこにこの「eVscope」が登場してきたことで望遠鏡の世界もデジタルで観測することが一般的になるのでしょうか。

 冒頭にも書きましたが、「eVscope」はまだ一般に発売されていません。この記事を読んで欲しくなった方は、是非ともCAMPFIREにて支援しましょう。「eVscope」のクラウドファンディングのプロジェクト開始は2019年12月10日からです。お忘れなく!

参考

https://japan.unistellaroptics.com/



https://www.digimonostation.jp/0000120157/

Wrote:わたなべ