私たちが住む地球がある天の川銀河は、100億年前に別の銀河が衝突し合体したものだそうです。天の川銀河はビッグバンが起きてから数億年後に誕生したと考えられています。
その後今の天の川銀河と比べて10分の1程の大きさの銀河「ガイア・エンケラドス」と衝突し今の天の川銀河になったのだそうです。
天の川銀河の歴史に迫っているアナリア天体物理学研究所は7月22日に研究結果を発表しました。その内容は、昨年発表された100億年前に別の銀河が衝突したと言うものを裏付ける発表でした。
天の川銀河のハローの部分にある恒星の金属元素の比率を詳しく調べた結果、同じ時代に異なる場所で生まれた恒星が存在することがわかったのだそうです。
今の天の川銀河が別の銀河と合体したものだと言うのは驚きです。
衝突前の天の川銀河は今より小さかった事や衝突によって新たな恒星が活発に誕生したことがわかってきたのでもしかしたらこの衝突がなかったら地球の誕生もなかったのかもしれません。そう考えると不思議ですね。
今後調査が進む事で衝突したガイア・エンケラドスの姿もわかるかもしれません。報告を待ちたいです。
参考URL
天の川銀河は100億年前に別の銀河「ガイア・エンケラドス」を吸収していた | sorae:宇宙へのポータルサイト
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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/072400431/
Wrote: 寺地