連邦通信委員会は2018年3月29日に、スペースXの低軌道衛星を使用したインターネットサービスのライセンスを認めました。
既に地上3万キロメートル以上を通過する人工衛星を使用したインターネットサービスは存在しているのですが、地上から距離があることで、カバーできる地上のエリアが広い反面、通信速度が遅いという課題がありました。
スペースXは既存サービスの課題を地上1600キロメートルの低軌道人工衛星を使用することで、解決しようとしています。低軌道の衛星を用いるので、一つの衛星がカバーできるエリアは狭いのですが、多数の人工衛星を使用することで解決する狙いです。この計画は「スターリンク」と名付けられています。
低軌道人工衛星を利用した衛星インターネットサービスはスペースXだけでなく、ソフトバンクが出資するOneWebなども計画を進めています。
この技術を使用することによって、いままでインターネットが使用できなかった地域でも利用できるようになり、ますます世界が便利になっていきますね。
スペースXの衛星インターネット計画「スターリンク」、FCCがゴーサイン | sorae:宇宙(そら)へのポータルサイト
Wrote: わたなべ