JAXAが2019年3月5日に、「はやぶさ2」がリュウグウにタッチダウンし、岩石などの試料を採取した際の映像を公開しました。
動画をご覧になればわかりますが、リュウグウの表面から多数の岩石が巻き上がっています。JAXAはこれらの岩石を試料として「十分採取に至った」と判断しているようです。なお、この岩石が舞い上がる様子が、浦島太郎が玉手箱を開けたときに上がる煙のようだとして、着地点のニックネームを「たまてばこ」に決めたとのこと。(記事の下にあるJAXAの会見動画を参照)
また、もともと、この後2回の着陸(タッチダウン2回目をおこなった後、人工的なクレーターを作るインパクタミッションを実施する)を行う予定でしたが、先に2019年の4月1日の週にSCIと呼ばれる衝突装置を使って、人工クレーターを作るミッションを先に行うように計画を変更することをJAXAが発表しました。
JAXAの発表で試料採取がうまくいった可能性が高いことがわかりました。はやぶさ2の活動はまだこれからも続きますが、次の人工クレーターを作るミッションも待ち遠しいですね!
jaxa会見(たまてばこの由来については44:50以降)
はやぶさ2 主要機器 | ファン!ファン!JAXA!
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/instruments.html
Wrote: わたなべ