宇宙でコーヒー豆を焙煎しようとする企業が紹介されています。
その名はスペース・ロースターズ社(Space Roasters)、アメリカ カリフォルニア州のサンディエゴの企業です。
Home – Space Roasters (https://roasters.space/)
スペース・ロースター社の資料によると、同社が開発した宇宙で焙煎するためのカプセルSRC(Space Roasting Capsule)をロケットで宇宙に打ち上げ、宇宙から地球のへ再突入する間に発生する熱でコーヒー豆の焙煎を行うとのこと。
SRCはコーヒー豆がそれぞれ約75kg入るシリンダーを4個持ち、再突入する際に発生した熱がそのシリンダーの周りに伝わるようにできています。微小重力で浮かぶ中で焙煎をすることで、コーヒー豆に均等に熱が伝わり、全プロセスは約20分で終わるとのこと。
このSRCの打ち上げは2020年に開始されることが計画されています。
同社のサイトでは、約1ヶ月後(2019年3月1日?)からプリセールを行う告知がされていますが、価格についての情報は書かれていません。
海外のサイト「Arstechnica」の記事では、ロケット打ち上げ費用だけでもコーヒーは1杯が約2万円、その他の費用も考慮すると5万円となる可能性があると伝えています。
私はコーヒーが好きで毎日飲んでいるので、無重力で焙煎されたコーヒーには興味がありますが、1杯が5万円となると、気軽には飲めませんね。
無重力で「完璧な焙煎」コーヒー豆を宇宙から落とす計画:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM1044BBM10ULBJ00C.html
Wrote: わたなべ