1990年から運用されているハッブル宇宙望遠鏡が10月6日にジャイロの故障から運用ができなくなりセーフモードになっているそうです。
これまでも故障により運用中止の危機がありましたが修理により運用を続けてこれました。
今回は2009年の修理の際に新しく取り付けられた姿勢制御用のジャイロが故障したそうです。
6個ある内のの2個が以前から故障していて今まで3個のジャイロで運用していました。しかしその3個の内1個が故障しセーフモードになりました。
ジャイロは予備がもう1個あり起動しましたが残念ながら使用可能なレベルにはならずセーフモードを維持しています。
NASAではなんとかジャイロが復旧できないかテストを行うそうです。それでもダメならジャイロ1個での運用も検討されています。
ハッブル宇宙望遠鏡は運用開始からもう30年近くも運用されています。
地球からの観測と違い大気に邪魔されず遠方の銀河など観測でき綺麗な画像を届けてくれました。
また復活して今後も美しい宇宙の画像を届けてほしいですね。
参考URL
ハッブル宇宙望遠鏡、セーフモードに | アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10224_hst
Wrote: 寺地