宇宙の隠された物質発見される?

宇宙空間には暗黒物質や銀河など解明されていないことが多くありますが、この夏、新たな原子が発見されたそうです。ここでいう原子は、恒星/惑星/ガスで出来上がっているもので通常物質と言われています。

これまではビッグバンの名残りの光である宇宙マイクロ波背景放射の研究から、通常物質は宇宙中の物質の約15パーセントであり、残りは暗黒物質だと考えられていました。

また光だけでなく、宇宙のガスの動きをコンピューターでシュミレーションしたり、宇宙望遠鏡のデータを見直すことにより、高温かつ低密度のガスのフィラメントを可視化したり、クエーサー(恒星状天体とも言う。他の銀河とはエネルギー源が異なる特殊な銀河。)を観察したりと様々な研究が行なわれて来ましたが、納得いく結果が得られなかったそうです。

今回は酸素を使って、酸素に吸収された光を追跡することで、地球とクエーサー間に存在するガスの量が突き止められました。結果、通常物質が30パーセントある場所を見つけたと推定できたそうです。

これまでの研究と比べて2倍の結果が出たということで、さらなる研究が期待されますね!次はより精度の高いX線望遠鏡や紫外線望遠鏡を使ってより多くのクエーサーを観察することで研究を進めていきたい意向とのことです。



宇宙の「隠れていた物質」が、ついに発見される|WIRED.jp
https://wired.jp/2018/10/07/found-the-universes-missing-matter/

Wrote: Sunny+