フリーランスライターの秋山文野さんが、スペースXが2019年1月17日に計画している有人宇宙船のテスト打ち上げが遅延する可能性を指摘しています。
遅延の原因は、開発の遅れや技術的なトラブルという訳ではなく、アメリカの予算案が成立していないことによるアメリカ政府機関の閉鎖によって、民間有人宇宙飛行に関する許認可を担っている連邦航空局も業務が停止していることの影響とのことです。尚、このテスト打ち上げは、Demo1と呼ばれ、無人で打ち上げられます。
当ブログでも以前に記事にしましたが、もともとは2019年1月7日にスペースXが開発中の有人宇宙船のテスト打ち上げは計画されていましたがその後、1月17日に打ち上げ日程が変更になりました。
このスペースXの有人宇宙船はドラゴン2、またはクルー・ドラゴンと呼ばれています。
皆さんもニュースなどでアメリカの政府機関が閉鎖されていることはご存知と思いますが、まさか民間宇宙開発も打ち上げの許認可が得られないことによって影響を受けるとは、思い浮かばなかったのではないでしょうか。アメリカの政府機関の閉鎖が早期に解除され、スペースXの打ち上げが認められることを待ちましょう。
New Target Date for SpaceX Demo-1 – Commercial Crew Programhttps://blogs.nasa.gov/commercialcrew/2018/12/07/new-target-date-for-spacex-demo-1/
過去記事
スペースXの有人宇宙船のテスト打ち上げが2019年1月7日に決定！
Wrote: わたなべ