小型人工衛星開発Swarmが資金調達!新しい「星座」をつくる?

小型人工衛星開発企業の「Swarm Technology」が2500万ドル調達したと発表しています。Swarm Technologyが調達した資金は、今後18ヶ月かけて150個の小型人工衛星の開発と打ち上げにより、同社による衛星コンステレーション構築を進めるのに使われるとのこと。

「衛星コンステレーション」とは、複数の人工衛星を組み合わせて、ある目的の働きを行うシステムのことです。Swarm Technologyは同社の人工衛星を使って世界中どこでも低額で低電力なインターネットサービスを利用できるようにしようとしています。

Swarm Technologiesの人工衛星「SpaceBEES」の大きさは10cm × 10cm ×2.8cmです。ちなみに、CubeSat(小型人工衛星)の仕様では、10cm × 10cm × 10cm(重量1.33kg以下)のものを1U(Uは小型人工衛星のサイズの単位)としており、「SpaceBEES」の大きさは1Uの1/4の大きさなので、1/4Uと表されています。

近年、衛星コンステレーションを構築する宇宙開発企業が多くなってきています。コンステレーションとは英語で「星座」の意味をもっています。この新しい「星座」の出現で、私たちの生活が便利になっていく未来がやってくるとはワクワクしますね。



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Swarm Raises $25 Million Series A to Build World’s Lowest-Cost Satellite Network
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衛星コンステレーション | Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/衛星コンステレーション




CubeSat | Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/CubeSat

Wrote: わたなべ